
クラシック音楽業界を題材とした映画「TAR」を京都シネマで観てきました。TAR(ター)とは、ベルリンフィルで初めて女性の首席指揮者となった主人公の名前です。彼女の指揮者としての活躍から転落までの様子をリアルに描写しています。クラシック音楽の専門的な内容を散りばめながら、物語がテンポよく進み、2時間45分の長編があっという間に感じました。宣伝のコピーには狂気と銘打ってありますが、この業界では実際にありそうな感じもしてしまいます。最近は、テレビドラマ「リバーサルオーケストラ」やアニメ「青のオーケストラ」等、クラシック音楽の世界を良くリサーチしているなと感じる作品が多いです。