ヴァイオリンが登場する漫画の紹介(その4)

「ミュジコフィリア」さそうあきら

京都の芸術大学の美術学部に入学した青年が、音楽学部生を中心とした現代音楽研究会の面々との交流を通じて音の世界にのめりこんでいく物語です。音楽をテーマにした漫画は数多くありますが、この作品は現代音楽をメインに取り上げた非常にめずらしい漫画で、私の母校である京都市立芸術大学がモデルとなっています。今回、実写映画化されたので、さっそく見に行ってきました。京都市立芸大の実際の校舎が撮影に使われ、学生時代を懐かしく思い出しました。なお、京都市立芸術大学は、現在の所在地である京都市西京区大枝沓掛町から京都駅近くに移転予定で、新校舎建設工事が始まっています。この映画は現在の校舎を記録した貴重な映像ともなることでしょう。出演者の皆さんいずれもはまり役で、漫画とともにおススメします。

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